2017年10月10日火曜日

夕陽は見えない

琴引浜に行ってきました。

日本海なら夕陽が見えるかな?と地図を見ながら西方向に邪魔がなさそうな海を探し、鳴き砂に心惹かれて琴引浜に決定。

琴引浜鳴き砂文化館」に寄って情報収集。鳴き砂の浜を守るために環境保全に努めておられる様子。研究者や関係者が手作りでがんばってます感あふれる展示に、なんかこう、とても親近感を覚えました。カッコ良くキャッチーなアピールはないんだけれど、真面目に愚直に活動されてる感じが個人的には割と好きです…。漂着物の展示は、世界つながってる!ということが肌感覚で感じ取れて興味深かったです。

そんなわけで最初はゲッと思った浜の駐車場代1,000円も清掃協力費とのことですんなり納得してケチらずに支払いましたとも。あとはひたすら水平線と波打ち際を眺め、足だけ波に洗われ続けるというエンジョイ海タイム。

監視員のおじさんが上手な砂の鳴かせ方などを教えてくれるので、なんとなく雑談の中で「夕陽見て帰ろうかなーと思ってー」などと言うと「夕陽は見えないよ。」と断言。は?と思ったら「夕陽はあっちの山の方に入っちゃうから。水平線に沈むのは8月くらいまでだねー」。

あ。なるほど…。夕陽が見えるかどうかは地形だけじゃなくて季節変動も考えなきゃならなかったのね…。

結局夕陽は山の方の雲に入っちゃってよくわからなかったけど、きれいな浜と波は堪能してきました。リフレッシュ。また行きたいな。