ずっとびっちり取り組んでいた仕事に大きな区切りがついた。
少し、一安心。
忙しくしていた間に、大切な人が亡くなった。
あまり悲しむ時間もないままに信じられないような思いを抱いたまま過ごしていたけれど、仕事のことが抜けた途端に、そのことが大きく襲ってきた。
私にとって大きな存在感を持つ人だったけれど、社会的な関係は薄かったのでお葬式に出ることもなく知らせを聞いただけだった。人は社会的な動物なのだな、ということを痛感する。
ようやく、きちんと、悼む夜。
もう一度、会いたかった。