2018年2月8日木曜日

街に行ってきました


今日は街仕事。人に会って話をして、世の中を見て、自分の力の足りなさに悔しくて悔しくてめっちゃハングリーモードになってきました。

もう、すぐ帰って仕事する!!! とか思いながら駅まで来たのに、お山に帰る電車はすぐには来なくて待ち時間。どうせ待たなきゃならないならせっかくだからアンデルセンでパン買っていくかー。と寄り道したのがGood luck!

実は私、以前アンデルセンでアルバイトをしていたことがあります。広島出身の友達と仲良くしていて、アンデルセン情報が入っていた(アンデルセンは広島が本社)のもそこを選んだ理由の一つでした。阪急百貨店の梅田本店にアンデルセンが新装オープンする時で、社員さんもアルバイトもみんなで一斉にお店作っていくぞーという雰囲気でとても楽しかったのです。

オープニングということでアンデルセンの研修もしっかり充実していたし、阪急百貨店の研修にも参加させてもらえたんですよねぇ。その時に、小林一三は人々を電車に乗せるために宝塚劇場を作ったのだ!みたいな話(雑な記憶ですみません)を聞いて小林一三すげえええええ!と衝撃を受けました。昔は大きな組織とか会社に全く興味がなかったんですが、思えばこの時の衝撃が大きな会社や組織の力というのもちょっとおもしろいな、と気づくきっかけだった気がします。アンデルセンの研修もとても勉強になったし。

前置きが長くなりましたが今日に戻ります。待ち時間をつぶすために寄ったアンデルセンで、レジを待っている間、ぼんやりスタッフの方を眺めていたらその頃のことを思い出してきて、ああ、あの時のまるぺけさんは元気かなあ…なんて考えてたら、………ほ、本人?! なんとその時一緒に働いていた方と十数年ぶりに再会したのでした。

思い切って声をかけたら相手の方も私のことを覚えていてくださったようで、ものすごくうれしかった! その時に一緒に働いていたスタッフの方がもう一人いらっしゃって、顔を見たらお互いに思い出して、次々出てくる名前に過去の記憶がよみがえり。あまりの嬉しさに帰り道、今でもつながっている当時一緒に働いていた友人にメールしたら彼女もとても喜んでくれて、なんだかものすごく幸せが増幅しました。

違う店舗とはいえ同じ会社なのだから、私のように人生フラフラしないで真面目に同じ会社で働いていたらありえないことではないので、そこまで奇跡的な再会というわけでもないのだろうけれど、自分でもびっくりするくらい嬉しくなってしまった。ちょっと不思議な感じがしたけれど、それはもしかして、当時、楽しく張り切って一生懸命がんばっていた自分に会えたような気がしたのかも。あの頃、私、ちゃんとがんばってたやん、という「大丈夫な自分」を見つけたような気がしたのかもしれない。

そんなこんなで、前半の「自分、できてない!悔しい!」モードと相まって、今日はやる気100万倍みたいな気分になりました。がんばるぞ。

ちなみにアンデルセンはハード系のパンが充実していることや、ヒュッゲというテーマに共感するところもあったりして、今でもお気に入りのパン屋さんです。亀岡のリトルマーメイドも閉店しちゃうし、ちょっとまめに京都までパン買いに行こうかなあ。